【古民家ヨガ】㏌御師の家 大鴈丸家

ASAKOのブログ

かつて、北口本宮富士浅間神社の金鳥居から富士山に向かう道の両側には、「御師」と呼ばれる富士山信仰の宿場町として栄えました。

400年続いた御師の家をリノベートしてゲストハウスとして使っている「大鴈丸家」で、古民家ヨガを開催します。

御師・富士講とは

古代より、富士山は崇高な山として崇められていました。

室町時代には、仏教の伝来・修験道の影響を受け、修行を通じて超自然的な力を得ることを目的として信仰登山が盛んになっていきました。

そのため、富士山は信仰登山を目指す人数が増加したものの江戸から日数や費用もかかるため、お金を集めて代表者に祈願を託す「講」の仕組みが整いました。

そして江戸時代、富士山信仰のための講・富士講が誕生しました。

そんな富士講を自宅に泊める「御師」と呼ばれる家が、富士吉田の北口に出現しました。

御師の役割は、宿の提供だけでなく教養の指導や祈祷を行う役割があり、富士山信仰全般の世話をする存在でした。

御師は、富士山信仰の全盛期は86件あり、御師の町が発展しておりました。

現在では約40件が「御師団」に加入していますが、実際に講社を迎えて御師として活動している家はわずか2件。今もなお、古く教えを継承し、お焚上などの神事が行われています。

御師の家・大鴈丸家

上吉田の中腹に位置する「大鴈丸家」。

現在18代目となる一志と奥様の奈津子さんが、2016年9月にリノベーションをして、複合型ゲストハウスをオープンしました。

一志さんは、組子を中心とした木工を扱う職人でアトリエを併設、奈津子さんはビーガンのお菓子を作るカフェを併設したこの施設は、海外を中心に多くの方に利用されています。

伝統ある御師の家での古民家ヨガ

もともと大鴈丸ご夫妻と面識があり、特に奥様とご縁があったため、今回ヨガのお声がけをいただきました。

冬季の期間ですが、歴史と伝統を感じるこの空間でのヨガをぜひご体感ください。

大鴈丸家histuki guesthouse &cafe

富士山会議インタビュー Vol.61 大鴈丸一志・奈津子夫妻
かつて北口本宮冨士浅間神社の一の鳥居である金鳥居から富士山に向かう道の両側は、“御師の街”でした。御師とは富士山を御神体とし、信仰のために富士山登山する人たちに宿泊場所として自宅を提供し、その世話や祈祷を行ったとされる神職のような存在。最盛期には道の両脇に86軒もの御師の家が軒を連ねていたそうです。現在、御師業に携わっ...

【日時】毎週火曜 13時~14時

【参加費】1回¥2000・4回¥4000

【場所】〒403-0005 山梨県 富士吉田市 上吉田7-12-16

※駐車場は建物裏手に5台程度

※御師の家 カムナビ第2駐車場

※上吉田コミュニティーセンター駐車場(徒歩5分)

【予約について】

原則として前日21時まで

・二パヨガメール/公式LINE

・大鴈丸家メール/電話

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