私がここ数年、個人的に一番気にしているのが「チャクラ」の存在。
ちょっとスピリチュアル色が強いように感じるかもしれませんが、実は身体と心と密接に結びついています。
チャクラやオーラの話は、アメリカで科学的な研究もなされており、皮膚上の特定の場所でほかの部分より高速な電気振動を発していることが確認されています。
また、アメリカでは、医療行為としてチャクラ治療があるくらい。
自分の心の癖や身体の不調もチャクラの通りの悪さが原因しているかもしれません。エネルギーの話なので、目には見えないところではありますが、そんなチャクラのお話です。
チャクラとは?チャクラの概念や場所について
チャクラの概要
ヨガでは背骨に7万本以上のエネルギーが流れているとされ、それを活性化することを目的としています。
尾てい骨から頭頂まで続く背骨には、7つのエネルギーの強く集まる場所があるとされています。
そこは、まるで羽根がスクリューのように、ぐるぐると廻っていると言われているのです。
最も健康な状態であえば、7か所が正常に回転しているのですが、心身の不調などにより、回転数が悪くなる、もしくは偏った動きをすると言われています。
また、人間の本来持っているエネルギーというのは、様々なことを敏感にキャッチする役割がありまます。例えば、「この場所は何とく不快に感じる」とか「この場所や人といるとすごき気持ちが良い」というのも、無意識にこのエネルギー体が周波数をキャッチしているからと言えます。
また、芸能人などを見た時に「この人はオーラがあるな」と感じるオーラを作っているのもチャクラの存在。
これは人間の内分泌系の働きに大きく関わっているのですが、チャクラが活性化していると、外側を取り巻くオーラが大きく光り輝き、そのオーラの存在をなんとなくでも感じとっているのです。
チャクラの正常な状態とは
チャクラは、それぞれ異なる回転数でまわり、それぞれのチャクラには異なった感覚器官や志向が関わっていると言われています。
通常であれば時計回りに適度なスピードで回転していますが、肉体的・精神的な影響によりチャクラが閉じる、あるいは回転が弱い、もしくは回りすぎていたり逆回転をしてしまうこともあります。
また、チャクラの回転は他の場所にも影響を及ぼすと考えられており、一つのチャクラの回転が悪いことによって、ほかの回転を悪くすると考えられています。
特に第1~4チャクラの発達時期に十分に発達していない場合、影響しあうようです。
チャクラの場所と働きについて
具体的にチャクラの位置や心身の与える影響について、詳しく見ていこうと思います。
第1チャクラ(ルートチャクラ)
場所:尾てい骨
産まれたときにある程度完成されている状態。全てのチャクラの基盤となる場所です。
正しく機能しバンスがとれた状態
落ち着いていて力強存在感のあるオーラを放っています。安定感や安心感があり、経済的にも精神的にも自立している状態。自己実現を叶えるパワーがあります。
バランスが崩れた問題のあるとき
病気がちで精神的にも不安定な状態。将来への不安や自己否定感が強まり、ひどい時には被害妄想を持つようになる。家族や集団との繋がりを失った状態。
身体的には、脚や生器、肛門の病気など。
第2チャクラ(セイクラルチャクラ)
場所:仙骨
幼児期に確立。感情や欲求に関わる場所。第2チャクラで消化できなかった問題は1.5チャクラにたまる。
正しく機能しバンスがとれた状態
感情や感受性が豊か。人生に対して意欲的で情熱的に捉える。趣味を十分に楽しめて、クリエイティビティ―が増している状態。より良い人生を送るためのものを積極的に手に入れようとします。
バランスが崩れた問題のあるとき
活きる喜びを失い、感情を感じなくなる状態。人付き合いに疲れを感じたり、イライライや落ち込んだ状態が続く。依存傾向が増し、買い物や過食、お酒・たばこ、仕事などにのめりこみすぎてしまう。
身体的には腰や大腸、子宮などの問題が起こる。
第3チャクラ(ソーラープレサスチャクラ)
場所:みぞうち
小学校高学年~中学生くらいで育つ。自分を信じる力、意志
正しく機能しバンスがとれた状態
自分を信じる力が増し、自分の意志や考えを正しく表現できる。ありのままの自分でいることができ、本来の自分の求めることが何かを知ることができ、そのために努力することができる。
バランスが崩れた問題のあるとき
人の目を気にしてしまう。身体的にも肉体的にも活力が無く、不安感が高まる。自分への信頼が薄らぐせいで、他人をコントロールしようとしたり、依存関係になる。自分に自信が無く、虚勢を張ってしまう状態。
身体的には血圧や血糖の問題。脾臓や肝臓・膵臓の問題。副腎脂質ホルモンに関わる問題。
第4チャクラ(ハートチャクラ)
場所:心臓
思春期に育つ。信頼や深い愛情に関わる。処理できなかった感情は3.5チャクラにたまる。
正しく機能しバンスがとれた状態
共感や思い遣り、許しや理解など、愛情に基づく気持ちが湧いてくる。自分にも人にも寛容になれて、執着することなく大事にできるようになる。自分を信用できて素直な自分でいられる
バランスが崩れた問題のあるとき
人を信じることができず、不安や恐れが湧きあがる。人間関係が希薄になり、面倒に感じる一方で、愛情に対しての執着が強く、過度なおせっかいやストーカー行動などを起こす。
身体的には心臓病や肺・不整脈・胸腺ホルモンの問題、肩甲骨に関する問題。
第5チャクラ(スローチャクラ)
場所:喉
正しく機能しバンスがとれた状態
自己表現ができ、言いたいことが正しく言え、相手の話も聞ける。ポジティブに社会とのつながりができる。他者との正しいコミュニケーションを通して自己実現を果たすことができる。
バランスが崩れた問題のあるとき
他者への批判精神が強くなる。人と正しく向き合う事が出来ず、言いたいことが言えなかったり他人と壁を作ったり、秘密を共有しようとする場合もある。ひどい場合は、発話や聴力に問題が起こり自ら他者とのコミュニケーションを取りづらくしてしまう場合もある。
身体的には、扁桃腺やのどに関する症状、アトピー、自律神経の乱れ、甲状腺ホルモンに関する問題、更年期。
第6チャクラ(ブラウンチャクラ)
場所:眉間の上
正しく機能しバンスがとれた状態
思考力や知性が高まり、建設的な考え方ができる。右脳と左脳がバランスよく機能し、イメージ能力が強くなり、直観力を正しく使えるようになる。深い知性で宇宙の真理を理解できる。
バランスが崩れた問題のあるとき
過去や未来を思い悩んでしまう。勝手な思い込みにより、人の言動を判断してしまう。集中力や注意力の低下により、表面的な物事に囚われてしまい、視野を狭め、人生の質を低下させてしまう。
第7チャクラ(クラウンチャクラ)
場所:頭頂部
正しく機能しバンスがとれた状態
このチャクラは第1~第6チャクラが正しく機能している時に初めて働きます。自然や他者との一体感を感じられたり、何か大きな力に守られているような感覚を感じられる。インスピレーションを感じ、生きる使命や目的に気づくことができる。
バランスが崩れた問題のあるとき
人の意見が聞けず、殻に閉じこもってしまう。目に見えないことの意味が感じられない。
ヨガでチャクラを活性化!オススメポーズ
ヨガにはチャクラの活性化に良いポーズがたくさんあります。
しかし、ただそのポーズを練習しただけですぐにチャクラが開くわけではありません。
上でお話ししたように、心身に影響を与えているエネルギーの出入り口であるチャクラはメンタル面の影響というものに大きく起因しています。
幼少期から抱えている問題やトラウマといった、チャクラをブロックしている原因となる心の深い部分の解放が必要となります。
日頃の瞑想の練習などにより、潜在意識に深く根付く問題に気づき、受け入れて解放していかなければなりません。
チャクラと心の関係に関するお勧めの書物はこちら。具体的な事例を交えながら読みやすい内容となっています。(クリックで詳細が表示されます)
ポーズは、基本的に苦手なポーズというのが、チャクラの動きが悪い場合が多いように思います。無理せずにゆったりとした気持ちで練習に取り組むようにしましょう。
第1チャクラ:橋のポーズ
尾てい骨に意識を向けながら行うと、より効果的です。
第2チャクラ:プラサリタ・パドッターナーサナ
つま先方向に重心をかけ、脚をしっかりと使って仙骨を活性化しましょう。
手は腰でも床でも構いません。
第3チャクラ:マツイエンドラアーサナ
腹式呼吸でしっかりとみぞうちを刺激しましょう。下の足は前に伸ばしていても構いません。
第4チャクラ:ウシュトラアーサナ
胸をしっかり開くために、下半身・・腿の前側、お腹をしっかり伸ばしましょう。腰を痛めやすいポーズですので気を付けてください。
第5チャクラ:マツヤーサナ
首や肩、背中の問題がある方、疲労感が強い方は首を痛めないよう、充分注意して行いましょう。
第6チャクラ:ヴリクシャーサナ
眼の周りの力を抜き、意識を眉間のあたりに置きながら集中してポーズを深めていきましょう。
第7チャクラ:シルシアーサナ
中級向けのポーズです。初めは壁を使いながら練習しましょう。目の周りの力を抜きます。
まとめ
いかがでしたか?
チャクラは普通の人には目に見えないものですが、心身の健康であるためにとても重要なものです。
見えないものを受け入れていく視野の広さこそが、豊かさを増やすポイントになるかもしれませんね。
チャクラを活性化して、実りある人生を歩んでいきましょう!
コメント
[…] […]